※IBD(Inflammatory Bowel Disease):炎症性腸疾患。一般に潰瘍性大腸炎とクローン病のこと。

医師と患者さん間のコミュニケーションが大切

「今の困りごと、悩みごと」を
医師に伝えることから治療を始めよう

医師と患者さん間の
コミュニケーションが大切

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専門医が回答

加藤 真吾 先生

加藤 真吾 先生

埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科 准教授

取材日:2021年6月22日

  • 医師に確実に伝えるために、問診票やメモを活用するとよい
  • 医師と患者さんが同じゴールに向かって治療を進めるためには、良好なコミュニケーションが必要
  • 治療目標に関わる可能性があるため、治療とは直接関係がない悩みも医師に相談することが望ましい

治療法選択のためには、医師に病状を詳細に伝えることが重要

患者さんにとって適切な治療法を考えるためには、医師が患者さんの状態を正確、かつ詳細に理解する必要があります。そのため、診察時には、症状に限らず日常生活や学校・仕事に関することでも、患者さんがつらいと感じていることや困っていることがあればできるだけ詳しく話していただきたいと思います。
ただし、実際の日常診療では、限られた診察時間内に一人ひとりの患者さんから詳しいお話を聞く時間をつくるのが難しい場合があります。

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