※IBD(Inflammatory Bowel Disease):炎症性腸疾患。一般に潰瘍性大腸炎とクローン病のこと。

納得して治療を選択するために

治療の選択肢の一つである「手術」を
正しく理解しよう

納得して治療を選択するために

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専門医が回答

松田 圭二 先生

松田 圭二 先生

帝京大学医学部外科 病院教授

取材日:2021年7月27日

  • 炎症性腸疾患は症状が複雑なため、患者さんによって治療法が異なる
  • 手術も治療法の一つとして前向きにとらえよう
  • 手術について不安な点や疑問点などがあれば、遠慮なく主治医に質問することが大切

内科的治療でよくならない症状の改善を図るのが外科的治療

炎症性腸疾患(IBD)の治療における私たち外科医の役割は、薬物治療などの内科的治療ではよくならない症状を外科手術で治すことだと思っています。特にクローン病では、手術で病気そのものを治せるというわけではないので、病変に合わせてどのような手術を行うのかを選択するのも外科医の重要な役割です。

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