※IBD(Inflammatory Bowel Disease):炎症性腸疾患。一般に潰瘍性大腸炎とクローン病のこと。

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専門医が回答

国崎 玲子 先生

国崎 玲子 先生

横浜市立大学附属市民総合医療センター
炎症性腸疾患(IBD)センター 准教授

取材日:2023年1月

  • IBDの有無にかかわらず、母乳育児を希望する場合は出産先で相談を
  • 産後は大事な時期なので、大変でもしっかり通院を
  • 子育ての不安を1人で抱えないように、病院のソーシャルワーカーや児童相談所などのサポート、公的支援の活用も

授乳中に使用する薬は産婦人科の主治医と相談を

出産後の授乳に関しては、妊娠中と同様、薬を飲むことのメリットとデメリットを考慮します。多くの薬において母乳中に移行する量は微量であるため、一般に、赤ちゃんに大きな影響を及ぼすことはないと考えられていますが、授乳中に配慮を要する薬もあり、産婦人科の主治医と相談することが必要です。

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