※IBD(Inflammatory Bowel Disease):炎症性腸疾患。一般に潰瘍性大腸炎とクローン病のこと。

国立成育医療研究センター 平野友梨 先生 「自分の好きなこと、達成感のある趣味をおすすめします」

トイレや機内食の悩みを解決!
旅行を楽しむためのヒント!

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旅行のプロが回答

協力:株式会社JTB

協力:株式会社JTB

「食事やトイレが不安で、ちょっと……」と、旅行をためらっているなんて、もったいない!旅行のプロからIBD患者さんが楽しむためのコツや、進化した旅のかたちをお聞きしました。

ご存知ですか?「ユニバーサルツーリズム」

年齢や障害等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できることを目指した旅行、それが「ユニバーサルツーリズム」です。現在、バリアフリー情報を持つユニバーサルツーリズムの担当デスクがある旅行会社も増えてきています。旅行を計画するときには、お申し込み時に食事やトイレなどの要望について旅行会社に遠慮なく伝えてみてください。ご要望に応じて可能な範囲で特別な食事の手配、バスや列車の座席位置の配慮などの支援が受けられるかもしれません。

ご存知ですか?「ユニバーサルツーリズム」

こんなことも相談できます

  • 休憩時にすぐにトイレに行けるように、出入り口近くの席にして欲しい※1
  • 体調に合わせて機内食を選びたい※2
  • ツアー中の食事を相談したい※3
  • 温泉に行きたいけど、特別食を手配してくれる宿はあるか
  • 滞在先に「多目的トイレ」はあるか※4 など

※1 旅行会社で座席の調整が可能な場合に限ります。
※2 航空会社によっては機内食の選択ができない場合や事前予約が必要な場合があります。詳細はご利用の航空会社のウェブサイトをご確認ください。
※3 お客様の自由行動中に利用される飲食店につきましてはお応えできかねます。
※4 ツアーで利用する施設や旅行会社で手配する宿泊・観光施設等が対象です。

トイレマップで情報収集

日帰りでの小旅行など、ちょっと遠出をしたいけど、初めての土地はトイレが心配―。そんなときには、トイレ検索アプリなどを活用するとよいでしょう。いざというときに頼りになります。

事前の情報共有で安心・安全な旅に!

旅行を計画する際には、短い日程でも不安がある場合、主治医に相談しましょう。旅行中の注意点などをメモしておき、その情報を、旅行会社や添乗員に知らせておくと、間違いが少なく安心です。海外の場合では、薬の持ち込みや現地で体調を崩した際に適切な医療機関が手配できるよう、主治医に相談して英文診断書や薬のリスト、注意書き等を作ってもらうと安心です。本サイトで旅のカルテを作成しましたので、ご活用ください。また、旅行保険への加入も忘れずに。旅先で入院や通院することになるかもしれません。万が一の場合に備えておきましょう。

事前の情報共有で安心・安全な旅に!

旅カルテ

*主治医のアドバイスを聞いて、ご自身でご記入ください。

旅行会社の方へ

現在の症状

  • トイレの回数
    • [1日に
    • 回くらい]
  • 腹痛の頻度
  • 下痢の回数
    • [1日に
    • 回くらい]
  • ストーマ(人工肛門)

携帯薬

      • [1日
      • 回服用]
      • [1日
      • 回服用]
      • [1日
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      • [1日
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栄養剤の使用

    • [1日
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食事の希望

宿の希望

トイレについて

その他の注意

かかりつけ医

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IBDとともに歩む

仕事や生活の悩みや疑問、IBD(潰瘍性大腸炎、クローン病)と歩む日々の道しるべとなるよう、さまざまなコンテンツをご紹介しています。